2010/10/01

ロリベ(Barcelona)

バルセロナ最後の夜は、会社の先輩が前から「お勧めよー」と言っていた店に行こうと思っていた。しかし、それがなんだったかわからなくなったので、メールで改めて先輩へ連絡。即効で返答がきて教えてくれたのが「レストラン・ロリベ (Restaurant L'Olive)」である。この会社の先輩は、会社の金で世界中を仕事で飛びまわって(半分遊びみたいなものだと思うが)、世界中で美味いものを食べ歩いているので、この人が薦めるところであれば、まず間違いないとおもっていたので、完全に信用していた。実際に店に行ってみたら、この先輩が好きそうな雰囲気とメニュと料理は超美味かった。

「あたしは、バルセロナに滞在していたとき、ほとんど毎晩行っていたわ」と言っていたので、どんな店なんだろうとかなり期待していたのだが、期待の通りの店だった。料理は地中海の美味さをふんだんに使ったカタルーニャ料理の店なので、バルセロナならではの店そのものだとおもう。ただ、この店、日本のガイドにはほとんど載っていないので、絶対行くべきだとはおもうが、知っている人は知っている店のようなので、できれば事前に予約をしていったほうがいい。予約なしでいくなら、開店と同時に入店するのも良いだろう。先輩の言うとおりに、この店に毎晩通ってもよかったと思うのだが、それだと他のバルセロナのレストランのことが全く分からなくなるので、先輩のように何度も遊びと仕事でバルセロナに来るような人であれば、毎晩来ればいいんじゃないのかなと思う。
店内はデザイナーがインテリアを考えたのかわからないが、かなりスタイリッシュな様式になっており、伝統的な貴族風でもなく、庶民的な感じでもなく、ちょっと気取った感じで来るような場所として利用するには、かなりぴったりの店だった。自分達は開店と同時に予約なしに入ったのであるが、だいたいそういう場合には変な席に通されるのに、今日一番最初の客だからということもあるのか、それとも店の準備がちゃんと出来ていない間に店にやってきて、多少待たせたからという理由なのかわからないが、結構いい席に通されたのには吃驚した。こういうちょっとした気配りというのは大変嬉しいものである。・Pa i Entreteniments(お通しのパン) : 2.50 EUR
・Coca meresme T. amb tomaquet(トマトのピカタ風の前菜) : 3.95 EUR
・Sopa de peix i marisc (魚とシーフードスープ): 11.90 EUR
・Pebrots piquillo farcits Lluc(赤ピーマンの鱈クリーム詰め) : 11.65 EUR
・Confit d'anec amb patates(鴨のコンフィ、ローストポテト添え) : 15.30 EUR
・Peus de porc cruixents (バリバリに焼いた骨無し豚足のラタトゥーユ): 13.60 EUR
・Crema catalana(クリーム・キャラメル) : 5.95 EUR
・Mil fulls de maduixetes (イチゴのミルフィーユ): 6.45 EUR
・Fontdor 1/2(ミネラルウォータ) : 2.25 EUR
・Copa Raimat Chardonnay(ワイン) : 3.60 EUR
・Copa luis canas rva(ワイン) : 4.85 EUR
・Cafe(コーヒー) : 2.15 EUR

入口を入ると、すごいワインのストック量があるワインセラーを横目に、席に通されて選んだ料理は上記の通り。こんなにワインがたくさんあるのであれば、1本開けてもいいが、それだと歩いて帰れなくなると思ったので、グラスワインで頼んでみた。スペインのワインは全然詳しくないので、お店の人に選んでもらった。何にしようかなーとメニュを迷っていると、店の人が「悩んでいるんだったら、その間にちょっとツマミでもどうかね?今日は・・・トマトのパイみたいなもんだよ」と言っていたのが、これ。「Coca meresme T. amb tomaquet」。正式名として日本語ではなんというのだろうか?よくわからない。味としては、韓国のチヂミや平たいお好み焼きみたいなものをトマトとたまごをベースとしたものだった。これが、結構日本人としては美味く感じる。やっぱり似たような料理があるからだろうか。
海鮮スープは、マルセイユあたりではよく提供されているブイヤ・ベースそのものである。しかし、なんの魚介類を使っているのかわからないのだが、あまり甲骨類の味がしない。どちらかというと、貝と魚の風味のほうが大きかった。マドリードでは肉ばっかりを食べていたので、ちょうどこのようなスープが欲しがり始めていたところだったので、スープを飲んだところ、やっぱり自分は海鮮モノがすきなんだなというのが改めて分かった。赤ピーマンの鱈クリーム詰めは"piquillo(ピキージョ)"と呼ばれるピーマンの一種を使ったもの。このピキージョ、ほとんど日本では手に入らないもので、EUの中では農産物として一番厳しい規制である「PDO(原産地名称保護:Protected designation of origin)」で規定されており、定められた品物を定められた製法で生産・加工・調整でなければならないという掟になっている。イタリアワインのDOCGみたいな制度のような気がする。なので、どこに行ってもこのピギージョを使った料理は、決まった味付けになっていることになっているのである。味はというと、これが白身魚のタラとピキージョが全然喧嘩しないようにクリームソースというカンフル剤で一体化しているような料理だった。ちなみに、作り方はこちらのサイトを参照に。鴨のコンフィは、よく日本でも食べられるものなのでなんの問題も無く安心した。個人的にはちょうどいい大きさの鴨だったのだが、ちょっと表面がカリっとしすぎのような気がした。でも、中の肉はとても柔らかく味つけはちょうどよかった。豚足のラタトゥーユは、メニュを見たときに「?」と思ったのだが、出てきたのはハンバーガーの豚版みたいなもの。付け合せにラタトゥーユも付いているのだが、これを一緒に食べるとおもしろい味がする。なんとなく中華料理を食べているような感覚に陥った。どれもこれも美味かったので、最後にこれまた店員に乗せられて、デザートまで注文してしまった。コーヒーと一緒に頼んだのは、イチゴのミルフィーユとクリームカラメル。ヨーロッパに行ったら、どこに行っても馬鹿の1つ覚えのように、あればクリーム・キャラメル類を頼むことにしている。店や地域によって多少違うのだが、どこに行ってもあの焼きプリンの味は美味しい。ミルフィーユは食べ難いのだが、これがまたやっぱり美味い。デザートとしてあるなら、頼みたいものの1つである。やっぱりわが先輩に間違いは無かった。ありがとう、先輩。


Restaurant L'Olive - Cuina catalana mediterrania
URL : http://www.rte-olive.com/
Address : Balmes, 47, Barcelona
Phone : 93-452-19-90
Fax : 93-451-24-18
Open : 13:00 - 16:00 (Lunch)
20:30 - 24:00 (Dinner)
Holiday : Sunday nights

カサ・ミラ(Barcelona)

ガウディが作った居住建物として、カサ・ミラ(Casa Mila)も外せない。地下鉄ディアゴナル駅 (Diagonal)を降りて地上にあがるとすぐカサ・ミラの建物は見える。だいたいこういう建物の前には観光客がわんさか建物を囲むようにいるので、どこに建物があるかは一目瞭然である。特に夜間の場合はライトアップされているから、すぐ場所がわかるものだ。

大通りのグラシア通り(Passeig de Gracia)に面しているため、遠目からもこの建物を眺めることが出来る。
そもそもこの建物、何のために建てたかというと、紡績会社で財を成し、後に国会議員になったペレ・ミラ(Pere Milà)の依頼により設計から施工まで行われ、もともとから高級居住建物として使われるために建てられたものである。


特にこの建物の特徴は、なんといっても外壁の波をあしらった形だ。ただ、その芸術性には当初バルセロナの市民は否定的で「グロテスク」とさえ言わしめたものだ。住居としては使い難いだろうとかも言われたりしたが、建物は一度作ってしまえば、最初に違和感があったとしても最終的には長期間その場所から動かず存在するので、次第にバルセロナの人たちも、これが芸術なんだということを認めることで、いまでは世界遺産の1つになってしまっているという皮肉だ。

まぁ、いまの日本では、こんな奇抜な建物は絶対無いだろう。無駄すぎるような形を作るのはなかなか難しい。つまらない長方形の建物か、多少近代的な建物としても、それは直径を派手にしただけのようなものというのが基本的な設計になっている。石だけでここまで変な形を作っているのは、やっぱりギリシャ時代の建物に対する造詣の深さから実現したのだろうと思う。

バルセロナの街角(Barcelona)

バルセロナの街角の風景としておもしろいなーと思ったのは、まず変な落書きを見つけたところから記載したい。

グエル公園に行く際に見つけたのだが、バス停にあった広告が何気に通りかかるとあんまり違和感がなかったのだが、目を凝らすと女性のモデルの顔がオッサン顔に変身していた。がきんちょの時代によく書くような落書きにちょっとおもしろさを感じる。
名所・旧跡のようなところでは、場所の表示をする際にタイルで出来た絵が描かれた標識が壁に埋められているのは、そこが絵から見てなんなのかというのが分かりやすいので見ていて楽しい。街中を歩いていてそういう標識を見つけたら、是非じっくり眺めてみて欲しいと思う。

グエル公園(Barcelona)

バルセロナはおもしろい建築物がたくさんある街である。建物の中に入らなくても概観だけでも楽しめるところはかなりたくさんある。すべてが街中に実在しているのであれば、観光客にとって歩いて廻るのは便利だとおもうのだが、そういうわけには芸術家は気前良く作っているわけではない。発注者の要望に併せて芸術品を完成しているからである。

バルセロナの中の代表的建築物であるグエル公園は、バルセロナ市内の中心地にあるわけではなく、少し内陸部に入ったところに存在する公園である。ここに行くには、個人観光客ならバスかMRTを使っていくしか方法が無い。タクシーでも良いが、結構中心地から距離があるので値段が高いだろう。ただ、場合によってはタクシーのほうがいいかもしれない。というのは、MRTで行った場合、駅から公園までは最低でも15分くらいは歩かなければならないし、公園自体が高台の上に立っているいるため、横浜や長崎のような坂道を上っていかねばならないからである。MRTのレセップス駅(Lesseps)からグエル公園があるところまでは、先に記載したとおり、少し距離がある。どのガイドにもあまり詳細な道筋について書いていないのだが、心配しなくても良い。駅を降りたら同じようにグエル公園へ歩いていく人が絶対多く居るからだ。おまけに道路にも標識がちゃんとあり、いくつか横道に入れそうな曲がり角があるのだが、その度に「いやいや、そこを曲がるな。まだまっすぐ進め」という看板が出ている。左に曲がりと、イヤになるくらいの急な坂が始まるが、これを登らないと公園には到着できないので、我慢しよう。まさしくサンフランシスコあたりの坂道を歩いているような感じだし、前のめりになって歩かないといけないのは結構辛い。
さて、お目当ての公園入口に到着すると、まずはへんてこりんなキノコのお化けみたいに門の左右に存在する塔が現れる。全体がデコレーションケーキにでも載っている様な形をしている塔である。左側にあるのがお土産兼案内所で、右側は守衛小屋として使われていたところである。左右で同じ形をしているわけでもなく、1つ1つの建物が個性あふれる建物になっているところが面白い。守衛小屋のほうは中に無料で入ることができるのだが、その階段や入口がめちゃくちゃ狭い。あと、入口になぜか意味不明に係員がいるのだが、このひとたち、一体なにをしているのか本当にわからない。別にチケットを切ったり、入場制限を行うためにいるわけではないらしい。係員同士でずっとくっちゃべっている。そんな係員を無視して、狭い階段を上っていく。もちろん、誰かが登ると、誰も降りれない。教会の階段なみに狭い。それをさらにずんずん上がっていく。そうすると、階毎に部屋が現れるのだが、この部屋が、普通の部屋を考えてはいけない。壁がぐにゃぐにゃ曲がっているために、この壁にはカレンダーは張れないなというような感じである。それにどこの方向を向いているのか分からなくなってしまいそうなくらい、方向感覚がわからなくなってしまう。よくもまぁ、こんな変な形の部屋を作ったものだと思う。建築家が自分の趣味で作っていたのであればいいが、そうじゃなく、あくまでもこれは守衛がいたところである。守衛もしばらく気が狂いそうになったことだろう。

さて、そろそろ公園の中心部に行ってみることにしよう。

正面階段のところもまた奇抜なデザインの塊みたいなものである。2つの階段があるが、その階段の間に彫刻類が飾ってあり、壁にはモザイク模様のタイルが埋め込まれていたりするから、これは一体何風なのだ?というのを考えさせられてしまう。だいたいみんなこの真ん中の彫刻のところを背景に写真を撮っていたりするので、なかなか階段のところはにぎやかだ。階段を上ると、上が中央広場になっている広い敷地があるが、それを支えるたくさんのローマ式の柱が立っているピロティのようなところがある。ここは単なるピロティではないから不思議だ。柱が計算ずくで立てられており、見る場所によって、柱同士がまっすぐ等間隔に立てられているのが見られる。更に言うと、ちょうど中央広場の底に当たる部分に該当する天井のところに、定期的に顔をモチーフにした像が埋め込まれているのがおもしろい。まるで、このピロティの空間を天井の低い教会のようにみなしているように思える。ちょうど柱が、教会の回廊を形成する柱みたいなようだ。またこのピロティの端は、よくガイドブックに記載されているのだが、斜めの柱で中央広場を支えているように見えるところだ。それも中央部分はギリシャ時代の柱風に見えるが、端っこのほうは、自然の木か岩を使ったような形になっているのが面白い。この両極端なデザインをどうしてミックスしようとしたのか、デザイナーのガウディの頭の中を調べてみたいところだ。さて、中央広場のところにやってきた。広場はだだっ広い小学校の校庭のように見える。そして、なにも無い。広場の端にベンチが端の形に沿って存在するのだが、この端というのが波を打ったようにうねうねしているために、ベンチがあちこちを向いているように見える。グエル公園の写真としてよく撮られている場所がここである。そして、この中央広場からは、普通でさえ高台にグエル公園があるため、バルセロナの市内の様子が、海まで完璧に見えるところである。グエル公園の入口の奇抜な塔をここから眺めるのも良いだろう。グエル公園の敷地は全体的に平坦ではない。中央公園以外は、坂道になっているため、そこを散歩道として使うのもいいだろうし、少しはなれたところに「ゴルゴダの丘」という名前の高台がある。中央広場側からも見えるのだが、これがキリストが磔になったところを想像させるような作りになっている。自分達は今回は、もう歩く気が無かったので行かなかった。

グエル公園 (Parc Guell)
Open : 10:00 ~ 20:00
Admission Fee : 無料

バルセロナの分別ごみ収集(Barcelona)

バルセロナもエコブームなのか、ゴミについてもいろいろとうるさい決まりになっている。日本と同じように、分別ゴミでの集配形式になっているようで、町のあちこちで見かけるのは、色の異なる蓋で覆われた大きな箱のようなもの。

① 茶色(生ゴミ類全般):残飯、コルク栓、植物類。ただし、オムツや木片は禁止
② 黄色(缶類):プラスチックの袋、缶、カートン。ただし、おもちゃ、CD/DVDは禁止
③ 緑色(ビン類):ガラス瓶。ただし、金属の蓋、電球や蛍光灯、セラミック製品は禁止
④ 青色(紙類):雑誌や紙の束、折りたたみ式ダンボール。ただし、アルミの紙は禁止
⑤ 灰色(リサイクル類):おむつ、古紙や使用済の紙、掃除したゴミ笑えたのは、茶色の箱のところには、「大きな家具類は毎週木曜日の20時から22時の間に、玄関の前に、他の人の邪魔にならないように置いとけ」と書いているところだ。日本だったら、そんな遅い時間にごみ収集なんかしないだろうと思う。

レイアール広場(Barcelona)

ランプラス通りを北上して歩いていくと、ちょっと広い広場が右側に見えてくる。そこがレイアール広場(Plaça Reial)である。英語名だと「ロイヤル・プラザ」で、もともとは修道院として使われていた場所のところを改造して作られた真四角の広場である。その広場を囲む周りの建物も、下がアーチ型になっているアーケード形式になっており、中央には噴水がある。ちょうどメルセ祭りのときには、この広場も会場の1つになっており、広い場所を利用してステージも作られていた。

普段はこの広場はオープンカフェがたくさん出てくる広場のようなのだが、祭りの時期だと、そんなオープンカフェは邪魔なだけなので撤去されているようだ。ここでやっぱりみたいのは、ガウディがデザインをした街灯だろう。この街灯はガス灯になっているのだが、一番先端にはヨーロッパの兜がついているのが面白い。レイアール広場 (Plaça Reial)
URL : http://www.lareial.com/

メルセ教会(Barcelona)

オリーブオイルをたくさん買ったため、重いから、さっさとホテルに戻ろうと思っていたのだが、広い大通りであるコロンブス通りを通るのは、前日に歩いたので、それでは芸が無いと思い、裏通りをてくてく歩いていた。脳みそが溶けそうなくらいの日射だったこともあるので、日陰がありそうな裏通りのほうが涼しいと思ったからである。

そんなときに、妙に広場が広くて立派そうな教会を発見した。実はここがメルセ教会(La Merce)といって、バルセロナの祭りになっている起源の教会である。中に入ってみると、いたって普通の教会の様子だった。正面にある祭壇には、小さいキリスト像を抱くマリアの人形像が掲げられているのが見える。そして、その上には十字架を背負うマリアまたはそれ相当の聖人なのだろうと思う。たまたま、本当にたまたまなのだが、ちょうどお昼過ぎくらいにこの教会に到着したときに、なぜか教会の上の方にいける階段の入口を形成する扉が開いていた。たぶん、普通のときには入れないことと、信者じゃないと入れないとおもういのだが、なぜかドサクサ紛れにその階段のほうに上ってみた。自分達が上りはじめて、すぐに扉が閉まり、鍵が締められてしまった。つまり、その階段に上れるのは、今日は終わりということである。

階段を上ったら何が見えるかというと、祭壇のちょうど真上に掲げられている小さいキリストを抱くマリアの像を、間近で見られる場所へいけるための階段なのである。実は、バルセロナでメルセ祭りが開催されている期間だけ、このマリア像の間近にいけるということなのだそうだ。それも昼間だけの2時間だけ。だから、超偶然のときにこの教会に出くわしたことなのである。なにか運命的なものを感じてしまった。
階段に上る際には、みんなゆっくりとマリア像を眺めるために、なかなか進まない。別に気にしない。時間は腐るほどたくさんあるのだから、のんびり行こうではないか。その間は階段と狭い空間内を構成するところに掲示されている、キリスト関係の絵画や表に出てこないたくさんの像を眺めておけばいい。これだけでも結構見ごたえがあるところだ。しかし、実際に間近でマリア像を見ると、あまりにも近すぎるために、マリア像の肌の様子は見えても、全体の構図を見るにはちょっと見難い。やっぱり下に降りて、像を全体的に見れるほうが良いだろうとおもう。
でも、さっきからマリア、マリアと書いているのだが、これマリアなのだろうか?教会の名前が「メルセ」なのに。だいたいメルセって一体なんなんだろう?よくわからない。誰か詳しいことを知っている人は教えていただきたいと思う。

外にもう一度出てみると、屋根の上にはさきほど教会の中でみた、小さいキリストを持った女神像の銅像がちょうどあった。