2009/10/07

ホーチミンの移動売り子(Ho Chi Minh City)

ホーチミンには、街中を昔ながらに天秤を担いでいる物売りの人たちをたくさん見ることができる。昔はもっとたくさん居たのだろうとおもうが、最近は店舗のほうが清潔感や定価表示されているから安心だという人も多くなったために、天秤の物売りはだいぶ少なくなったと思われる。これは日本でも昔は多かったのとおなじで、経済的に上昇していくと、こういう商売は段々少なくなっていくことになる。こういう風物詩がなくなるのは悲しいことでは有るが、当地の人たちにとっては恥ずかしい風物詩にどうしても思えるようで、早く無くしたいらしい。

売られている製品も、パンや果物などの簡単に手に入るものばかりだ。気に入れば買えばいいのだが、だいたいの場合、押し売りに近い売り方をしているほうが多い。目があったら「ほれほれ」と品物を買ってに売りつけようとするから注意だ。興味本位で製品をみようとおもうものなら「買う意思あり」と思われて買わされるオチになる。買う気が無く、遠目で観ているだけなら良しだが、近寄ってなんだろうと覗き込むのはやめたほうが良い。
それと、物売りの場合、客が外国人だと見なすと、必ずといっていいほど「ワンダラー」と言ってくる。ベトナムドンで支払おうとすると「ダメダメ」と拒否反応をするが、ベトナムドンは正規な通貨であり、ドルでモノを購入するのは実は禁止されている。が、慣習としてドルで物品の売買をしているレストランや商店は未だに存在するが、それに習った、こういう物売りも同じようにドルで要求する場合がある。ただ、現地の物価から考えて、こんなものを1ドルなんて言うのは絶対高すぎる。だから、買わないのに近寄るのはやめたほうが良い。なんでも「ワンダラー」と言ってくるからだ。あほの一つ覚えである。中学生のオナニーと同じだ。

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